須田総合法律事務所

Ｐさんは、結婚をして妊娠をして会社を退職しました。
出産に向けて準備をしているところに、いやがらせの無言電話がはいってくるようになります。
ある日その電話に出たＰさんに対して電話の主が「さっさと夫と離婚しろ」と言いました。
そこでＰさんは夫を問い詰めたところ、不倫をしていたことを認めました。
Ｐさんは不倫相手と手を切るように言い、Ｐさんの夫が不倫相手に交際中止を申し出たところ不倫相手は逆上するようになり、Ｐさんに離婚を執拗に迫る手紙や電話・ＦＡＸを送るようになります。
Ｐさんは身の安全を守るため一度実家に避難し、不倫相手との事をどうすればいいかわからないでいたところ、このホームページが目に留まり、相談に訪れました。

離婚については夫の態度次第で決めようという内容だったので、離婚するかどうかはひとまず置いておいて、不倫相手との関係をどうするかという事になりました。
当事務所の弁護士は慰謝料を請求した上で、接触の禁止を約束させるものが必要と判断しＰさんもこれを了承し依頼。
弁護士はただちに慰謝料請求とＰさん夫婦に対する接触禁止を求める内容証明を送るとともに、訴訟の準備にとりかかります。
不倫相手にも弁護士がついたことから、弁護士同士での協議となりました。

当事務所の弁護士が接触禁止を強く主張したので相手も折れました。慰謝料については、５０万ほど減額の要求があったのですが、Ｐさんの意向から「接触禁止がとれたのならばそれでよい」とのことでしたので、和解が成立し事件は解決しました