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ご相談の内容

一人暮らしの叔母様の後見人に選任された親族の方からのご相談でした。管理を開始したところ、自宅から消費者金融やカード会社からの督促状が次々と見つかり、総額で300万円近い借金があることが判明しました。
「叔母の年金だけでは返済しきれない。このままでは施設費用が払えず、路上に放り出されてしまうのではないか」と、パニック状態で来所されました。

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弁護士による解決策

弁護士はまず、全ての債権者に対して後見人就任の通知を送り、督促をストップさせました。取引履歴を精査したところ、一部の借金は10年以上前から返済が途絶えていることが判明。弁護士は「消滅時効」を援用することで、約200万円の債務を法的に消滅させました。
残りの借金についても、本人の介護費用を優先した上で、残る年金の範囲内で無理なく分割返済できるよう任意整理を実施。利息をカットし、月々の返済額を大幅に圧縮することで、叔母様の生活を脅かすことなく完済できる計画を策定し、家庭裁判所の承認を得ました。

解決の結果

法的な整理を行うことで、経済的な破綻を未然に防ぎました。

  • 消滅時効の援用により、借金の約3分の2を支払わずに済むよう解決した
  • 残債務の任意整理により、督促に怯えることのない平穏な生活を取り戻した
  • 本人の年金を「借金返済」ではなく「介護費用」に優先的に充てられるようにした
  • 親族が負債の肩代わりをする必要がなくなり、親族側の経済的負担も回避した
弁護士

担当弁護士からのコメント

認知症の方が実は多額の借金を抱えていた、というケースは少なくありません。ご親族が後見人になられた場合、この借金問題に直面して「もうお手上げだ」と感じてしまうこともあるでしょう。しかし、弁護士が後見人、あるいは後見人のサポーターとして介入すれば、時効の援用や自己破産、任意整理といった「法的な解決」を本人の代わりに行うことができます。借金は本人の財産から返せばよく、親族が身銭を切る必要はありません。まずは実態を正確に把握し、最適な整理方法を一緒に考えましょう。

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