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ご相談の内容

大量に飲酒した状態で車を運転し、ガードレールに衝突する事故を起こした40代男性のご家族からのご依頼でした。相談者様は以前にも酒気帯び運転で行政処分を受けた前歴があり、今回は検察側から「再犯性が極めて高い」と厳しく追及され、実刑判決による収監が現実味を帯びている状況でした。
「本人はお酒を断ち切ると言っているが、どうすれば裁判所に信じてもらえるか」と切実な思いで来所されました。

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弁護士による解決策

近年の裁判では、飲酒運転に対して「意志の力でやめる」という精神論は通用しにくくなっています。弁護士は、相談者様をアルコール依存症の専門病院へ導き、入院による解毒とカウンセリングを即座に開始させました。また、物理的に運転を不可能にするため、所有車両を売却させ、廃車証明書を証拠として提出しました。
裁判では、医師による診断書を提出し「これは個人の性格の問題ではなく、治療が必要な病気である」と主張。家族が通院に付き添う誓約を行うなど、地域社会と医療が一体となって監視・支援する体制を構築したことをプレゼンテーションし、刑務所に送るよりも社会で治療を継続させる方が再犯防止に有効であると訴えました。

医学的治療の導入により、実刑(収監)を回避

弁護士介入前の予測

懲役刑(実刑・収監)

依存症治療

弁護士介入後の結果

執行猶予(治療継続)

解決の結果

病識の獲得と具体的な対策が、自由の確保と更生に繋がりました。

  • 「懲役1年・執行猶予3年」の判決となり、刑務所への収容を回避した
  • 車両売却と免許取消(欠格期間)の受け入れにより、運転の可能性を物理的に遮断した
  • 裁判を通じて「依存症」という自覚を持たせ、家族との協力関係を再構築させた
  • 断酒会への参加など、判決後の長期的な更生プランを確立させた
弁護士

担当弁護士からのコメント

飲酒運転の再犯事案では、ただ「反省しています」と言うだけでは実刑を免れることは困難です。司法が求めているのは、具体的な「二度と飲まない、二度と乗らない根拠」です。私たちは、医療機関と連携することで、依存症という根深い問題に対して科学的なアプローチでの解決策を裁判所に提示します。刑務所の中では依存症の治療は完結しません。社会の中で治療を続け、本来の自分を取り戻すためのチャンスを掴み取りましょう。ご家族だけで抱え込まず、プロの弁護士を頼ってください。

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